2020年年末に、責任重大なお仕事が舞い込みました。
「妊娠9か月の花嫁様に打掛の着付け」
ええ!おめでたいけれども!9か月は未知の世界で(*_*)
ご本人体調も優れているし、和装婚しか考えていなかったということで、これはなんとしてもやるしかない!と、
そこから情報収集。
妊婦様のお着付の経験はあっても9か月となると、お腹の大きさはもとより、体調も、だって産気づいたらどうしよう!!!
着付けの仕事をしている友人に相談したり、ネット上のあらゆる情報にアクセスしたり、
ちょうどそのぐらいの妊婦さんに体の具合を聞いてみたり。
直前まで考えられることはすべて準備して臨みました。
お腹の具合があるから、花嫁さんだけど、帯の幅は狭くすること。
補正で体型を整える、補正のタオルでお腹を楽にする。
それぞれの紐の位置と締める強さはご本人と相談しながらと、ぶつぶつ自分に唱えながら。
当日、アシスタントと共に、いつもよりも何倍も緊張して向かったところ、
お若くて元気いっぱい朗らかな花嫁様が迎えてくださいました。
ご本人の元気さもあって無事にお着付もお式も終わり、お食事会まで大丈夫だったようで、
素敵なコメント共に花嫁様からご報告がありました。
新郎様はパティシエ、
ご新郎様お手製のチーズケーキが私達スタッフにまでふるまわれました。
お2人の明るくてお優しい空気に包まれて、幸せのおすそ分け。
ありがとうございました。
後からこんなコメントもいただいて、こちらこそ感謝で一杯です。